オストモダン OSTMODERN 東欧旧社会主義国の生きている建築と産物の本が出ます!



大福書林さんより新しい本が出ます。

OSTMODERN オストモダン1 東ドイツ

かつて東欧と呼ばれたところの社会主義時代の生きている建築と産物を集めた写真集です。まずは東ドイツ編。1995年にドイツ東部に初めて行き、1997年モノトーンの冬景色のリトアニア、西の明るさの兆しがあったポーランドへ。残念ながらその頃の良い写真は残ってないのですが、2005年にデジタル一眼を購入して今の仕事の買い付けと並行して撮り続けてきました。その間消え失せたところが多く、当時の空気感をもう感じることはないのかと今も訪ね歩いています。それを一冊にまとめた本となりました。いわば、私のこれまでの歩みそのものような... 是非手にとってみてください。
1月15日あたりの販売です。アマゾンは予約開始してます。

2020年年明けにお話を頂き、それからのコロナとウクライナ侵攻で撮り直ししたくても難しかったり、侵攻で破壊されていく今の普段の人々の生活シーンを見て、懐古とは、と気持ちが止まることが多々ありました。ただその時々の時代の一片を映像として残しておくことは後世の人への伝言であり、私のような素人カメラマンであっても自分なりの形で表現できることの一つかと思います。素人ゆえのジレンマも多々ありました。コロナ禍で本来の仕事のもの探しと同時進行の仕事である
食堂巡りと執筆(ノスタルジア食堂)と掛け持ちで3年。時間が掛かったけどやっと形になって感無量です。



なお、オストモダンとは、東OSTと新しい時代の動き、時代の高揚感を感じるモダンをかけ合わせた造語です。

よろしくお願いします!

ご予約は
こちらから