アウエ工房より

皆様 こんばんは。
以前から蚤の市で見かける東ドイツ時代の単色(白+あと一色)の素敵な布。モチーフは天使やクリスマスのもの。引くだけで、その場所がドイツ一色に染まりそうな良きドイツを思わせるもの。


これはどこの?と聞くとフォルクスクンスト(フォークアート)だ、といわれ、どこで作られているのか全然聞けずにおり、しかしながら、おじさんたちも認める特別なものなんだろうな、という意識はありました。
それが先日アイゼナハでフォルクスクンストのお店にはいると、そこにあった東ドイツのデッドストックのモノに工房のタグがついていたのでありました。
その場所はアウエ。
ツヴィッカウからエルツ山地に入っていくと山間に広がる比較的大きな街です。
アウエの工房は簡単に見つかり、今もたくさんのものを作り続けていると言うことが分かりました。
それも小さな工場で、数人の女性で。
森や、身の回りの木工製品などがモチーフになっており、丈夫で暮らしに役立つ布製品。
色は、赤や藍色、チョコレート色などの一色で素朴な印象を受けます。
私はぜひとも日本で販売したいと思い、工房に連絡をしたら、快く製品をおろしてもらえることになりました!
という訳でこれからすこしづつアウエの商品を増やしていきたいとおもいます。(本日更新しました)

今回は私が特に目を引いた商品をピックアップして送ってもらいました。


まるでキャンディの包み紙のような斜めストライプのエコバッグ。
これはずっと探していたモチーフです。
ネコのちびバッグは2、3歳のお子さんのファーストバッグにぴったりなかわいらしいサイズ。
またバッグインバッグとして大人もバッグの中で迷子にならない色合いです。
ちびバッグはモチーフがかわいすぎて選びきれず、ネコと汽車と消防車のモチーフを選びました。


どっちかというと男の子モチーフですが、とってもおしゃれでまた違った世界が楽しめるような気分になります。

鍋つかみは母の日には間に合わなかったのですが、キッチンにあるとすごくオシャレです。




このほかにもう少しございます。
今のモチーフは東ドイツ時代にはなかったものが多いので、昔のものも今後一緒に集めていきたいなと思います。
またこのような単色の布もの、ほかにも作っているところがあるのではないかと思い探してみると、エアフルトの藍染めやベルリン、シュプレーヴァルトでやはり藍染めや型押しのモノがあることが分かりました。色のバリエーションはアウエが多いですが他の街でも東ドイツ時代から残っているものがあれば積極的に探してみたいと思い始めました!
夏にドイツに行く際にこのアウエの工房へ招待されたので、製品についてもっと勉強したいです。

アウエ工房の製品はプラネットにも置いてますので、気になる方は見にいらしてください!